ママにおすすめ ジャパニーズ スーパーフード 体の中から美しく健やかに 第2回「納豆」

December 22 , 2017
食べる Food&Recipe
日本人が体に良い物とし、昔から食べていた食材の中に、スーパーフードがたくさんあります。
その中の発酵食品を中心に、それらの食品の栄養的な特徴や、お料理に活かすポイントなどをご紹介!
お子さんにも、自分のからだを使って出来るお手伝いを紹介します。
つぶす・まぜる・こねるなどで感性が磨かれていきます。
納豆の栄養成分
栄養的特徴は何といっても良質なたんぱく質です。ビタミンB群、ビタミンK、葉酸も豊富です。カルシウムをはじめ銅やセレンといった微量ミネラルも摂りやすくなります。
納豆の機能性成分
発酵によって生まれるナットウキナーゼという酵素には血栓溶解能があります。
ただし最近は、ナットウキナーゼを生み出さない種類の菌を使っているメーカーもあり問題になっています。
他には骨粗しょう症、乳がん予防に役立つイソフラボンも含まれています。
子どもや閉経前の女性は、イソフラボンを摂りすぎないようにと厚生労働が基準を設けていますが、40~50gサイズ一パックを毎日食べても問題ありません。
納豆を食べている人に骨折が少ないという報告があります。 
腸内環境を改善
納豆菌は、腸内環境を整える作用があります。ビフィズス菌を増やし、腐敗産物を減らしてくれます。
納豆を食べ続けることで便秘解消はもとより、免疫力が高まり風邪などにかかりにくくなります。
賞味期限ギリギリの納豆は、納豆菌が発酵して増えています。納豆菌は、強い抗菌作用があり、病原性大腸菌O‐157にも作用します。 
納豆嫌いもおいしく

どうしても納豆のにおいが苦手という方のために、次の3つの方法をおすすめします。
1.納豆の天ぷら。
  応用編に竹輪に詰めて天ぷらに。加熱するとナットウキナーゼの活性は失われます。しかし、納豆菌は熱にも強いので大丈夫。
2.乳酸発酵食品と共に。キムチや野沢菜など漬け物を刻んで混ぜる。
3.強い匂いと共に。ゴマ油を加えたり、オリーブ油+黒コショウなどを加えたり。

冷凍できます
納豆は冷凍保存でき、納豆菌も死滅しません。容器ごとフリーザーバッグに入れて密閉。
前日に冷蔵庫に移して自然解凍。レンジ解凍はNG。1カ月位が保存限度。
子どものお手伝い おいしくな〜れ ぐるぐる100回

タレやしょう油を加える前に、納豆をたくさん混ぜると真っ白くなるほど糸がたくさん出てきます。
ネバネバ成分と共にうま味成分であるアミノ酸をはじめ甘み成分が増加します。
お子さんに数をかぞえながら混ぜてもらうと納豆がおいしくなる魔法の時間になりますね。100回を目安にすると良いでしょう。

もっと美味しく
納豆に加える調味料や食材のバリエーションを増やして行きましょう。
粘りのあるオクラやメカブ、発酵食品のチーズとも良く合います。お正月には「納豆もち」もおすすめです。
大根おろしを加えると、食べやすさ美味しさと同時に、消化酵素のジアスターゼが胃もたれを防いでくれます。
※スーパーフードの定義
栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
引用/一般社団法人日本スーパーフード協会®
参考資料:「Functional Food 」通巻29号2016年6月、NAVERまとめ「ニオイを抑えて『納豆』を美味しく食べる3つの方法」

プロフィールご紹介
津田 和加子(つだ わかこ)さん
桜の聖母短期大学教授
実践女子大学大学院家政学研究科(前期)修士(家政学)。
桜の聖母短期大学教授。現在、福島市に伝わる江戸時代の婚礼献立の研究に取り組んでいる。
「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理」(共著)の執筆準備中。